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皆さんこんにちは!
福岡県行橋市を拠点に半導体設備・薬液洗浄設備・塗料や食品設備等の工場にて、各種配管工事をしている
株式会社アルファテック、更新担当の富山です。
目次
― 目に見えない部分こそ、最高の品質を ―
配管工事において、溶接は命とも言える作業です。
一本の配管がどれほど高品質に仕上がるかは、
「継ぎ目(ジョイント)」の精度にかかっていると言っても過言ではありません。
特に工場設備・半導体・医薬・食品プラントなどでは、
内部を流れるのは超純水・ガス・薬液・蒸気などの重要な流体。
そのため、溶接部に**酸化・異物・ピンホール(微細な穴)**があってはならないのです。
配管の継ぎ目に最も多く使用されるのがTIG溶接(ティグ溶接)。
正式名称は「Tungsten Inert Gas Welding(タングステン不活性ガス溶接)」です。
アルゴンガスなどの不活性ガスでアーク(電気の火花)部分を覆い、
外気の酸素を遮断しながら金属を溶かして接合します。
酸化を防ぎ、仕上がりが非常にきれい
スパッタ(火花の飛び散り)が少ない
精密部品・薄板にも適用可能
熟練技術によって「鏡のような仕上がり」が可能
職人が一つひとつの溶接を呼吸を合わせるように行う、まさに繊細な技術です。
近年では、作業の安定性を高めるために自動溶接装置も多く導入されています。
これは溶接トーチを自動で回転・移動させ、プログラム制御によって一定の速度・温度で溶接を行う装置です。
溶け込み・溶接速度が均一
酸化防止・ガス流量の安定
人の手によるムラを防ぎ、高精度な再現が可能
特にクリーンルーム内や医薬・半導体配管では、
**「完全自動溶接=品質保証の基本」**とされています。
溶接の裏面(内側)には、空気中の酸素が入り込みやすく、
これを防ぐために「パージ(不活性ガス置換)」を行います。
配管内にアルゴンガスを流し、空気を完全に排出
酸素濃度を0.1%以下に管理
温度上昇による金属酸化(黒皮)を徹底防止
このパージが不十分だと、内部に酸化皮膜や粒状スラグが発生し、
後の薬液・ガス汚染の原因になります。
💡 外見がどんなにきれいでも、内面が汚れていれば“失格”。
クリーン配管の品質は、内部の見えない部分で決まります。
溶接は「一度やり直しがきかない」作業です。
わずかな電流調整のズレ、わずかな角度の誤差が、
後の製品性能や安全性に影響を与えることもあります。
そのため、現場では溶接士が一人ひとり、
**資格・溶接試験**を取得し、
技術の正確性を日々磨いています。
🔹 「美しい溶接は、信頼の証。」
それが私たちが大切にしている職人の哲学です。
溶接は、配管工事の中でも最も繊細で、最も責任の重い工程。
TIG溶接や自動溶接によって、安定した品質を実現し、
クリーンな環境でも通用するレベルの仕上がりを追求しています。
🔹 “見えないところこそ完璧に。”
それが真のプロの溶接技術です。
次回もお楽しみに!
株式会社アルファテックでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
福岡県行橋市を拠点に半導体設備・薬液洗浄設備・塗料や食品設備等の工場にて、各種配管工事をしております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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